山中企画だより 2019年3月

 いよいよ本格的な花粉症シーズンの到来です。目のかゆみ、クシャミ、鼻水に悩まされ、マスクが欠かせない毎日。

 しかしどうも、いまだに馴染めないのが最近増えている黒マスクですね。黒マスクといったら、私らがイメージするのは、マイケル・ジャクソンか銀行強盗。いきなり目の前に来るとドキッとします。あの違和感はハロウィンのコスプレにも通じる感じで、私としては、「そんなに奇をてらう必要ないじゃん」と、つい声をかけたくなってしまいます。

 人間て、なぜこんなに進歩がないのかといつも自覚させられるのも、花粉症シーズンです。ます。毎年、年が改まると「今年こそは春が来る前に予防策を講じて、すっきりした目や鼻で過ごそう」と思いつつ、何もしないままシーズンを迎え、結局、いつも通りボロボロの状態でお花見ころまで突っ走ってしまう。 あー、もっと頑張って早めに薬を飲んだりしておけば、こんな鼻水ジュルジュルにはならなかったのに、と一応反省はします。でもまた来年が来ると、やっぱり頑張らない。これをずっと繰り返しながら年を取っていくんでしょう。ま、頑張らなくてもいいか。

  楽しみといえば、まずはJリーグの開幕。浦和レッズのシーズンチケットを買って27年目になります。とかくイニエスタ、ビジャ、ポドルスキと顔ぶれがそろったヴィッセル神戸に目が行きがちですが、レッズもセレッソにいた杉本をはじめ、日本代表クラスを何人も補強して、チーム力はアップしているはず。ただ、ちょっと地味かな。イニエスタ、トーレスクラスの「ヒカリモノ」を一人くらいは入れてほしかった。

 大相撲春場所の方は、相撲史上有数の「ヒカリモノ」白鵬がそろそろくたびれて来て、群雄割拠の時代でしょうか。順当にいけば高安、貴景勝、玉鷲、御嶽海あたりが優勝を争うことになりそうですが、私は密かに逸ノ城の突然の「目覚め」を期待しております。なんかガツガツしてなくて、ゆるキャラみたいで、ああいうタイプ、割と好きなのです。 下位だと、炎鵬はいいですよ。漫画の一寸法師みたいで。

 てなことで、このメールは、私、山中企画の山中伊知郎とここ数年の間で名刺交換をさせていただいた方、私どものライブなどに来ていただいた方、昔からの知り合いの方などにお送りしています。 この「山中企画だより」の趣旨は、要するに、ウチの事務所は、最近、こんな活動をしていますのでよろしく、という、いわば近況報告のメールです。もしよろしければ、ご一読ください。もう送らないでくれ、ということでしたらご一報ください。

アサヒ芸能にて「原価」のコラム、好評連載中!

いぜんからあの「週刊アサヒ芸能」で、「あなたの知らない「原価」の世界」というコラム連載を始めた話はいたしました。

 つまりは、いろんな商品、サービスなどの原価を取材してまとめる、という内容で、第一回が、ちょうど年末年始号だったのもあって「カレンダー」、第二回が「高級腕時計」、以下「コンビニ商品」「アダルトビデオ」「犬の手術代」「回転寿司」「化粧水」「温泉旅館」「翻訳本」と続いています。で、そのあと準備中なのが「TVアニメ」「ビジネスセミナー」「ラーメン」「デリヘル」。

 おかげで今、いろいろな業種の現場にいらっしゃる方に会う機会が増え、興味深い話もたっぷり聞かされます。いい仕事に出会えて、アサヒ芸能編集部の皆さまにも、感謝感謝です。

 ぜひ記事もお読みいただきたいのとともに、「私なら、あの商品の原価を語れる」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。すぐにインタビューにうかがいます。もちろん名前は出しません。

『ちょっと昭和なヤングたち76』は、3月18日!

 恒例のお笑いライブ『ちょっと昭和なヤングたち76』は、次は3月18日(月)です。場所は上野広小路亭で午後6時半開演。MCはもちろんイワイガワ。ゲストはタブレット純、だるま食堂、阿曽山大噴火。このあたりは、年一回は必ず出ていただいている常連メンバー。それにペッパーボーイズ、もりせいじゅ、アナチックラバーズ。

 内容は、相変わらず「古くて新しい」昭和っぽいお笑い。しかし、この昭和ライブも、今回が平成最後になるんですね。よく14年も続いたもんだ。

『しあわせの「〇」』大好評発売中!

 さて、本の方ですが、昨年11月、山中企画では、異色の「運勢本」を出しました。

ただ、毛筆、あるいは筆ペンで「〇」を描くだけで、その人の運勢がわかり、「〇」の描き方を変えれば運勢も変わる、なんて話、あなたは信じますか?

 実はそれが出来る、と断言する方がいるのです。しかもその根拠になっているのが江戸時代に出されていた古文書。

 著者は高橋美清さんという、元フリーアナウンサーにして、様々な苦難を味わった末、今は天台宗の尼僧になってしまったという異色のキャリアを持つ女性。古文書も、もともとは彼女のおじいさんが持っていたものなのだそうです。

 その本には、どこを起点にして「〇」を描くか、どんな形の「〇」を描くかでその人の運勢がわかり、運勢を変えようとしたら、「〇」の描き方を変えればいい、と書かれていました。それを彼女は、広く世の中の皆さんのために公開しよう、と思ったのです。

 タイトルは『しあわせの「」』

 すさまじいストーカー被害や、それに付随したネット被害にあったこと、僧侶としての修行や「〇」によって心が救われたことも、本の中でしっかり触れられています。 

ご興味のある方はぜひ!

『GS第三世代50年後の逆襲』も発売中!

 同じ昨年11月、山中企画はもう一冊、出しました。

 一昨年、山中企画では、オリーブというGSグループでボーカルをつとめたマミーさんこと木村みのるさんの自叙伝『最後のGSといわれた男』を出しました。 それで今回、あえてその第二弾を出すことにしたのです。

 ただし今度はマミーさんだけでなく、彼と同様、やや「GSブーム」に遅れてしまった「世代」全体にスポットを当てたいと考えました。

 1960年代後半、わずか3~4年の「GSブーム」なのですが、そこにも世代分けはあるのです。 いわば草分けともいえるスパイダース、ブルー・コメッツなどの「第一世代」。人気がピークを迎えたころのタイガース、テンプターズなどの「第二世代」、そしてそこに間に合わなかった「第三世代」。テーマは、この「第三世代」です。

 オリーブのマミーさんだけでなく、もう一人、ザ・ラヴというグループでボーカルをやっていた高宮雄次さんにも著者になっていただき、さらに何人もの「第三世代」の方々にインタビューもさせて戴いています。P.Sビーナス、ガリバーズ、ブルーインパルス、フェニックス、バロネッツ、アルファード・・・

 知ってますか? 相当マニア向けかな。11月25日池袋のライブハウス「Only You」で発売記念ライブも行い、ファンであった「かつての少女」たちでいっぱいになりました。ゲストとしてタブレット純も来てくれました。合言葉は、「オレたちの夢はまだ終わってはいない」

 実は今、GS本の第三弾を出すために取材も進行中です。

『横浜・野毛大道芝居の日々』発売中 !

 すでに去年9月に発売開始したのが、『横浜・野毛大道芝居の日々』という本です。

 1994年にスタートして11回まで続いた、横浜・野毛の大道芝居。

それは、名優・高橋長英を座長に、現職の横浜市長や有名な作家、評論家、県庁職員、それに地元の飲み屋のおっちゃんから元ヤクザ、小学生まで、年齢も職業もバラバラな人たちが年一回集い、一切の上下関係もない中で作られたシロート芝居でした。数々のエピソードを交えつつ、その歴史をまとめてあります。

 戦後の闇市から生まれた横浜・野毛という場所も魅力的です。あの近代都市そのものの「みなとみらい」に隣接しているのに、まるで昭和にそのままタイムスリップしたかのような町並み。

 一時期は「さびれた」との声もありましたが、今や、かえって時代の最先端として若者もたくさん集まる場所になっています。

 ですが、大道芝居の拠点となったうなぎ屋「一千代」は、なぜかその流れから取り残され、客が3人いたら、「きょうの一千代は大入り」と噂される昔ながらの店。

 とにかくそこに集う大道芝居メンバーが、実に多種多彩で魅力的なのです。

一応、この本の著者は「野毛風太郎(のげ ぷうたろう)」なる架空の人物で、実体は大道芝居を仕掛けたプロデューサーの方なのですが、私は関係者の取材を全面的に請け負い、本も山中企画から出すことになりました。

 30数人のメンバーに話を聞いて回りましたが、「真面目に芝居を作ろうとする人」から、「みんなと飲むのだけが楽しみな人」「見た目がユニークだからと、いつの間にか舞台にあげられちゃった人」など、価値観も、芝居に対するスタンスもテンデンバラバラ。よくこの人たちがまとまって舞台が出来上がったものだ、と不思議な気持ちになるくらい。

 ぜひお読みいただき、摩訶不思議な野毛ワールドを感じてください。4月27日28日の大道芸フェスティバル会場で、この本を売る話ももちあがっています。

『旅して稼ぐ 海外雑貨バイヤーズガイド』も!

 海外で商品を買い付けして、日本で売って利益をあげようという「買い付け」本を、去年7月に発売しました。

 著者は、原宿をはじめ、全国に約20店舗の雑貨ショップを経営する青木ヨースケさん。で、発行元は山中企画ではなく、その青木さんが創業者の「アートユニオン」という会社です。山中企画は「編集協力」というべきでしょうか。

 ソウル、バンコク、広州と狙いを絞って、旅費を含めた総予算30万円の範囲で、どうすれば「プラスになる」買い付けが出来るかを指南しています。

前・米沢市長の安部氏の『鷹山政治の継承』も好評発売中!

 山形県米沢市といえば、米沢牛をはじめ数多くの名産品がある街です。

 そこで12年間市長をつとめていたのが安部三十郎氏。実はその安部氏と私とは大学時代の同級生であり、40年来の付き合いであります。

 その安部氏が、「自分の市長時代を振り返った本を出したい」と言い出したので、さっそく山中企画が反応しました。「だったらウチで出してよ」というわけです。

 すぐに話はまとまり、去年5月に出版いたしました。タイトルは『鷹山政治の継承』。地元の偉人・上杉鷹山にならって、ひたむきに市政に取り組んだ様子が伝わってくる内容です。

  「腸の名医」田中保郎本も、よろしく!

何度もお世話になっている「腸のオーソリティ」田中保郎先生の本は、山中企画の中でも安定した売り上げをつづけています。すでに第一弾の『「心の病」は腸を診れば治る!?』をはじめ、リリースしたのは6冊。

一番新しいのが『「病名医療」で漢方薬は使うな!?』。

 これは腸の本というより、西洋医学の「病名治療」の弊害について触れる内容で、なぜ「病名」を決めて、それに合った漢方薬を処方する、という漢方薬使用がよくないのか、などについて、先生の人柄を交えつつ綴ってきます。

 盆栽の葉っぱが枯れかけたら、その葉っぱを治そうとする西洋医学と、根っこの方から治していこうとする東洋医学との違いについて、また西洋の薬と漢方薬の本質的な違いについてなど、先生がたっぷり語ってくれた話が満載です。

 現在、田中先生も監修していただいている健康関連本も企画中です。

 とにかく今後とも、いろいろよろしくお願いします。