山中企画だより 2019年9月

 

  今回は、もういきなり告知からさせていただきます。

 何と、「ひとり出版社」山中企画では、9月にいっぺんに3冊の本を発売します。これはもう、もし3冊ともスベろうものなら、土俵際どころか、土俵下にまで転落してケガでもしかねなくなるので、正直、日々、不安感にさいなまされております。

 さて、その3冊とは、どんな本か?

一冊目が『タブレット純のGS(グループ・サウンズ)聖地純礼』。

 山中企画では、すでに『最後のGSといわれた男』『GS第三世代50年後の逆襲』と2冊のGS(グループ・サウンズ)本を作っています。 で、この本が3冊目のGS本です。著者は、歌手、お笑い芸人であるとともに昭和歌謡とGSにはムチャクチャ詳しいタブレット純さん。以前から、私が主催している『ちょっと昭和なヤングたち』にも出演いただいている縁で、ちょくちょくお会いしていました。GSの、あのメンバーの誰々はどこに移った、とか、内部にいても忘れているような情報を詳しく知っています。

 タイトルは『タブレット純のGS(グループ・サウンズ)聖地純礼』。つまり彼にGSゆかりの地を回ってもらう内容で、私も彼と一緒にあちこち回りました。

 たとえば新宿ならACB会館からかつてのサンダーバート、のっぽ。池袋ならかつてのACBやドラム。横浜だとゴールデンカップや横浜ACBやプリンスとか。4月には、GSがよくショーをやった東京サマーランドにも行きました。5月には大阪のナンバ一番、京都の田園はもちろん、無名時代のタイガースが一緒に住んでいたという、大阪・西成の「明月荘」というアパート跡地にも行ってきました。ほんの一カ月くらい前に取り壊されたそうで、タッチの差でした。

 タブレットさんの文章は、洒脱で、しかしどこか哀感にあふれていて、とにかく楽しい。私も、「ハゲでデブで、カネにセコいオッサン」として文中に何度も登場させられています。GSに興味のある人もない人も、読んでみたら、ついウフッと笑っちゃう記事が満載ですので、ぜひお読みください。

 9月5日、池袋オペラハウスというライブハウスで出版記念ライブを行うことも決定しました。午後7時から開始で、書籍付きフリードリンクで5000円です。さらには大阪でも、12日、午後7時から西天満のライブハウス「GANZ」でのライブが決定しました。9月2日、3日と2日続けて、日刊ゲンダイの連載『新・巨乳バカ一代』の中でも取り上げられます。

これからあちこちで告知もしていきますので、どうかよろしく!

二冊目が『「ひきこもり」は、腸で治す!?』

 今や、深刻な社会問題となっている「ひきこもり」。しかし、世の中の人たちの多くは、それを「脳」のトラブルだと考え、精神科の医師や心理カウンセラーなどに解決をゆだねています。しかし、実は「腸」のトラブルではないのか?

 こう訴えるのが、「腸のオーソリティ」であり、山中企画からも何冊も本を出していただいた長崎の東洋医学医師・田中保郎先生です。先生は現実に、お腹を診る「腹診」と、その症状にそっての漢方薬の処方で、「ひきこもり」や「うつ」、「パニック障害」などの患者さんを何人も治しています。それも「脳」の方は一切診ずに。

 さらに先生は、頭痛なら頭痛薬、風邪なら風邪薬と、症状ごとに治療する西洋医学よりも、体の体質そのものを良くして心身のバランスをとろうとする東洋医学の方が、「ひきこもり」の解決には向いているのではないか、とも考えています。そして、ぜひ東洋医学も「ひきこもり」解消のための選択肢の一つとして、多くの方に認識してほしい、とも。

 なお、この本には田中先生のお話と共に、「食」と「ひきこもり」について、食の研究家である高石知枝さん、「ひきこもり」と「腸整体術」について、腸整体の中山健三先生も寄稿しています。

 9月23日の午後5時半より、田中先生をお招きして、御徒町Café Roseで、ささやかな出版記念の集いも開催予定です。

三冊目が『ご先祖様菌』

 「ご先祖様菌」? なんじゃそれは? と思われるかもしれません。

 簡単にいえば、先祖代々受け継いできた地生えの腸内細菌です。人はオギャーと生まれて母親の産道を通る際にまず菌を譲り受け、生まれた環境の中でまた様々な菌を取り込みます。そうした、2~3歳までに出来上がった腸内細菌の構成が、その人の腸の体質をほぼ決定するのです。たとえば和食に慣れた日本人には、より和食が吸収しやすい体質になっていくように。

 心身の健康のカギを握るのも、この「ご先祖様菌」。彼らが元気なら心身もすこぶる順調だし、不調なら、それはそのまま影響し、いろいろなトラブルが生じます。

 この「ご先祖様菌」にずっと注目していたのが、この本の著者で佐賀県武雄市で清水医院を開いている清水正彦先生。もしも心身のバランスが崩れ、「ご先祖様菌」の活動が鈍っても、「食」と「漢方薬」によって活性化が出来る、というのが先生の持論です。現に臨床現場でも、成功例はたくさんあります。特に、地元産の野菜を使って発酵させた漬け物などが、最も「ご先祖様菌」を喜ばせるとか。

 要するに「GS」と「腸」と「東洋医学」、これが9月の山中企画のテーマでもあります。『タプレット純のGS聖地純礼』は9月上旬、『「引きこもり」は、腸で治す!?』『ご先祖様菌』は9月下旬の発売予定です。

『ちょっと昭和なヤングたち79』は、9月30日!  さらに80回スペシャルの予定も!

 恒例のお笑いライブ『ちょっと昭和なヤングたち79』は、次は9月30日(月)です。場所は上野広小路亭で午後6時半開演。MCはもちろんイワイガワ。ゲストはユリオカ超特Q、ダーンス4、ゆきおとこ、男スペシャル、アモーン、ブルーザー。

で、そのあとの予定ですが、80回目はスペシャルにして11月6日(水)に北とぴあ・ペガサスホールで行うことにしました。いつもよりたくさん出演者が登場して、入場料も2000円です。一応、ねづっち、ロケット団、だるま食堂、タブレット純、チャイム、ポンちゃん一座、中津川弦といったメンバーの出演が決まっています。こちらも「昭和のにおい」たっぷりの人たちばかりです。

アサヒ芸能にて「原価」のコラム、好評連載中!

以前からあの「週刊アサヒ芸能」で、「あなたの知らない「原価」の世界」というコラム連載を始めた話はいたしました。

 つまりは、いろんな商品、サービスなどの原価を取材してまとめる、という内容で、第一回が、ちょうど年末年始号だったのもあって「カレンダー」、第二回が「高級腕時計」、以下「コンビニ商品」「アダルトビデオ」「犬の手術代」「回転寿司」「化粧水」「温泉旅館」「翻訳本」「TVアニメ」「ビジネスセミナー」「ラーメン」「デリヘル」「パチンコ」「タクシー」「日本酒」「葬式」「結婚式」「ゲーム」「ソープランド」「CD」「超低予算映画」「マンションのリフォーム」「テレビCM」「土地の測量」「健康食品」「美容院」 などが続き、連載ももう9カ月を過ぎました。

 おかげで今、いろいろな業種の現場にいらっしゃる方に会う機会が増え、興味深い話もたっぷり聞かされます。いい仕事に出会えて、アサヒ芸能編集部の皆さまにも、感謝感謝です。

 記事もお読みいただきたいのとともに、「私なら、あの商品の原価を語れる」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお声掛けください。すぐにインタビューにうかがいます。もちろん名前は出しません。

「浦議」のコラムも、どうかよろしく!

私、浦和在住で、1993年のJリーグ開幕からずっと浦和レッズのシーズンチケットを買っております。すでに四半世紀になってしまいました。

ただ、ゴール裏サポーターのように、みんなで立って声出して応援したりする「統一行動」は苦手で、とにかく一人で埼玉スタジアムに行っては、誰とも仲良くならずに、試合を見たらさっさと帰ることを繰り返しています。で、一応、観客の動向、試合についての感想などを「浦和レッズについて議論するページ」というサイトの中で、コラム「山中伊知郎の素人目線」というタイトルで載せさせてもらっています。あくまでホームの試合限定です。10年以上前はアウエーまで追いかけていきましたが、今は主にホーム観戦。

今年のレッズはリーグ戦では、降格争いに巻き込まれかねないくらいの状態で冴えませんが、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)は、どうにか準々決勝進出。一昨年に続き、またアジアチャンピオンになるチャンスでもあり、そこそこ期待しています。

とにかく、これからも、いろいろよろしくお願いします。